ラルズが3月1日付で営業本部内に「創発プロジェクト」新設、齋藤弘代表取締役副会長は代表権返上

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 アークスグループのラルズ(本社・札幌市)は、3月1日付で営業本部内に「創発プロジェクト」を新設する組織変更を行った。新たな独自オペレーションの確立を目指す組織で同社の今年度スローガンである「もっと便利で使いやすいお店づくり」を体現していく。また、齋藤弘代表取締役副会長は代表権のない取締役副会長に就任した。(写真は、アークス本社前にあるグループ会社を記した銘板)
 
「創発」とは、様々な要因がぶつかり合って化学反応のように新しいものが生まれてくることの意で、アークスは昨年から「創発」を組み込んだ年間スローガンを掲げている。
 
 営業本部内に新設した「創発プロジェクト」は、経営基盤の再強化を目的に、従来型の営業オペレーションを見直して新たに独自の仕組みを確立し実行していくために設置した。
 商品仕入れ、店舗運営、ロジスティックスなどの業務プロセスを融合・創発させて独自オペレーション構築を進める。
 
 創発プロジェクト担当は酒井純執行役員販売統括部店舗サポート部顧客サービス・環境対策室ゼネラルマネジャー兼CS推進室ゼネラルマネジャーが兼務する。
 
 また、同社は同日付で昨年代表取締役副会長に就いた齋藤弘氏を代表権のない取締役副会長に異動させた。
 
 アークスグループの道北アークスも3月1日付で、昨年7月1日の道北アークス発足時に設置した事業部制を廃止し、生鮮商品統括部やグロサリー商品統括部、開発統括部を新設する組織変更と人事異動も行った。

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