モユクサッポロの都市型水族館「AOAO」に「ネイチャーアクアリウム」、世界3例目の展示導入

社会・文化

 2023年夏に開業する商業・オフィス・マンションの複合高層ビル「moyuk SAPPORO(モユクサッポロ)」(札幌市中央区南2条西3丁目20)。その目玉施設として注目されている都市型水族館「AOAO SAPPORO」に、「ネイチャーアクアリウム」の展示導入が決まった。(画像は、AOAO SAPPOROの「ネイチャーアクアリウム」)

「AOAO SAPPORO」は、モユクサッポロの4階~6階、延べ床面積約1545坪(約5100㎡、バックヤード含む)を使って整備される都市型水族館。不動産事業を展開するユニホー(本社・名古屋市東区)が新事業として展開するもので、運営は都市型水族館で実績のある企業が行う。

 今回、主要展示物の一つとして「ネイチャーアクアリウム」が決まった。「ネイチャーアクアリウム」は、水草が繁茂する水中景観の中で、小さな生き物たちの営みを自然の中のありのままの姿で観察できる日本発祥の展示スタイル。日本人の自然観を表現しているとも言われる「侘び、寂び」、「禅の精神」を感じることができるデザインは、自然に親しむ文化として世界から支持されている。

「AOAO SAPPORO」での展示は、2012年の東京スカイツリー内すみだ水族館、2015年のポルトガル・リスボン海洋水族館に次いで世界3ヵ所目となる。

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