イオン北海道(本社・札幌市)は8日、都心型小型食品スーパー「まいばすけっと」を2店同時開店した。札幌市中央区の「南8条西4丁目店」と「北2条東7丁目店」で、さらに2月中に2店をオープンさせる。イオン北海道は、昨年「まいばすけっと」を3店出店しており合計7店で二桁目前になる。(写真は、2月8日にオープンした『まいばすけっと南8条西4丁目店』=左とオープンが近い『南4条東4丁目店』)
「まいばすけっと」はイオングループが首都圏で取り組んでいる都心型の小型食品スーパー。コンビニエンスストア並みの店舗面積で、コンビニとは違った品揃えで差別化、生鮮食品のウエートを高めた、いわば“ミニスーパー”。
イオン北海道は、これまでの大型総合スーパーとは正反対とも言える小型スーパーの運営ノウハウをイオングループから取り入れ、昨年から出店を開
始した。昨年3月16日に「南5条西10丁目店」、同月30日「南13条西22丁目店」、5月18日「北5条西22丁目店」をオープン。昨年は3店どまりだった。
8日にオープンした「南8条西4丁目店」は、駅前通を南下したススキノ外れの中通りを少し入った場所にある。地上100mの高層賃貸マンション「ティアラタワー中島倶楽部」の1階北側部分で、店舗立地として好環境とは言えない。
また、「北2条東7丁目店」は、サッポロファクトリーの東側にある永山記念公園に隣接しているマンション「ラポール永山公園」の1階部分。
2店では、10日までオープン記念特別奉仕セールを実施している。
同社では2月中にさらに2店オープンさせる予定で、中央区内だけで7店の営業展開を行うことになる。