ダイイチが4日発表した2013年9月期の第1四半期決算(2012年10~12月)は、札幌ブロック3店舗の売上げが好調で売上高84億4800万円(同年同期間比3・5%増)、営業利益3億2600万円(同13・8%増)、経常利益3億1800万円(同17・2%増)、四半期純利益は2億100万円(同17・4%増)だった。利益ベースではいずれも二桁増。
前年同期間と比べて店舗数は帯広ブロックの青果専門店1店舗減の21店舗。同専門店は昨年同期間に4300万円の売上げがあった。
地域別の店舗数と売上高は次の通り。
帯広ブロック 10店舗(青果専門店1店含む) 38億6400万円(前年同期間比1・1%減)
旭川ブロック 8店舗 28億8600万円(同1・3%減)
札幌ブロック 3店舗 16億9400万円(同27・5%増)
札幌ブロックは、一昨年12月末にオープンした発寒中央駅前店の売上げがフルに寄与したことあって大幅増になった。
地域や店舗面積の違いで一概には言えないが、第1四半期の売上げを参考に各地域の1店舗当たりの年間売上げを単純計算してみると、帯広ブロック15億4560万円、旭川ブロック14億4300万円、札幌ブロックは22億5864万円になる。
同社の第1四半期の売上総利益は23・6%。売価の低下をロス削減や仕入れの見直しで補い、前年の同期間に比べて0・2ポイント改善した。