菓子製造販売の六花亭(本社・帯広市)は、2023年1月15日(日)で「春採店」(釧路市春採3丁目19-1)の営業を終了する。2021年11月7日の「北大エルム店」(札幌市北区北21条西8丁目3-5)に次ぐ閉店となる。(写真は、2023年1月15日で閉店する「六花亭春採店」)
「六花亭春採店」は、春採湖からS字カーブを描きながら上ってくる興津鶴ヶ岱通の「ひぶな坂」(春採湖に生息する天然記念物ひぶなに由来)の中腹にある。六花亭の釧路市初の独立路面店として1997年にオープンした。
建物は、地下1階、地上3階建て。設計、施工は竹中工務店(本社・大阪市中央区)。建物は、1998年の第11回北海道赤レンガ建築賞の奨励賞を受賞したほか、2018年には釧路市都市景観賞も受賞している。1階が店舗、2階は喫茶室で、2階から春採湖が一望できる。
築25年が経過して、設備老朽化が進んできたことから閉店を決めた。移転建て替えではない閉店は、「北大エルム店」に続くもの。六花亭は、釧路市内に独立路面店の「鶴見橋店」(昭和町2丁目20)とインショップの「イオン釧路昭和店」(昭和中央4丁目18-1)、釧路郡釧路町に同じくインショップの「イオン釧路店」(桂木1丁目1-7)を展開している。