人気ボーイズユニット、NORD(ノール)が公式アンバサダーを務める「北欧の風 道の駅とうべつ」(石狩郡当別町当別太774番地11)に、「セブンーイレブン」が出店する。出店時期は2023年2月末。道の駅は17時に営業を終了するが、「セブンーイレブン」は24時間トイレと同様に終日営業する。(写真は、「北欧の風 道の駅とうべつ」。セブンーイレブン出店場所は右側部分)
「北欧の風 道の駅とうべつ」は、国道337号線沿いにあり、2017年9月にオープン。今年は、開業5周年で館内飲食店での限定メニューや記念イベントなどが開催された。平均の年間入場者数は約70万人で、当別町の観光入り込み増にも繋がっている。
道の駅を管理運営するのは、館内に本社を置く第3セクターのtobe(トゥビィー)。開業当初からコンビニの導入を検討していたが、当初は出店希望がなかった。開業5年を過ぎ、一定程度の集客も見込めるため、tobeがフランチェイジーになって「セブンーイレブン」を運営することにした。
館内にはイタリアンレストラン「テルツィーナ」のほか、テイクアウトとしてイタリアのテイクアウト料理「ピアディーナ」などを提供する「レストランAri」、当別町産野菜を使ったスープ、カップそばの「高陣CUP STORE」、町内にある浅野農場のブランド豚「SPFポーク」を使ったメニューが楽しめる「浅野農場スマイルキッチン」、スイーツやパン、雑貨などのセレクトショップ、別棟には農産物直売所もある。
「セブンーイレブン」は、入り口近くにあった特産品販コーナーを改装して出店し、町内産の食材を利用したパンなどの販売も行う。道の駅は、地域密着がマーケティングの基本。一方、コンビニは全国標準が品揃えの基本。ただ、最近は、地域食材を使った地域限定商品も地元ベンダーと共同開発するなど、地域色を強めている。