チョコレート菓子製造販売のロイズコンフェクト(本社・札幌市北区)は、石狩郡当別町ビトエ640-15にある、ロイズタウン工場(旧ロイズふと美工場)に併設した見学・体験施設「ロイズカカオ&チョコレートタウン」をきょう11月7日にプレオープンする。カカオの栽培からチョコレートができるまでを、さまざまな展示や体験を通じて楽しむことができる。プレオープンのため、製造設備は準備中で動いていない。(画像は、1階エントランス)
「ロイズカカオ&チョコレートタウン」は3階構成になっており、1階の入場ゲートからエレベーターで3階に上がり、3階から1階まで通路を進んで、さまざまな展示や体験が楽しめる。3階は、カカオファームゾーンで、ロイズが2014年に南米コロンビアに設立した、カカオの自社農園「ロイズカカオファームインコロンビア」をジオラマなどで再現。ロイズが取り組むカカオ栽培や、カカオについての豆知識などを体感しながら知ることができる。
(画像は、工場体験ゾーン)
(画像は、カカオファームゾーン)
3~2階は、工場体験ゾーン。工場に届いたカカオ豆がチョコレートになるまでを、見て、遊びながら学べるエリア。実際のカカオ豆の加工工場の見学、さまざまなゲームでチョコレート作りを体験するエリアもある。ただし、プレオープン期間中は製造設備が準備中のため稼働していない。
2階はチョコレートワークショップになっており、23cm×12cmのビッグサイズの板チョコに、ドライフルーツやナッツなどを自由にトッピングして自分だけのオリジナルチョコレートを作ることができる。専用のパッケージも用意している。体験料(大人・子ども共通1人1500円)が別途必要。
(画像は、チョコレートワークショップ)
(画像は、ロイズタウン工場直売店)
ロイズコレクションストリートも2階にある。チョコレートのラベルや缶、食器など、世界中から集めた貴重なコレクションのほか、ロイズのパッケージやヒストリーを展示。ミュージアムでは、アンティークや絵画、木彫りの熊などの作品を展示している。
1階のエントランスは、無料エリアでモールディングチョコレートの製造ラインが見学できるコーナーがあって、ガラス越しにチョコレートの充填工程を見ることもできる(製造ラインの稼働時間は変動する)。
併設のロイズタウン工場直売店では、200種類以上のチョコレートや焼き菓子、限定のパンやピザ、ソフトクリーム、JRロイズタウン駅関連商品、施設オリジナルグッズなど、多彩に揃えている。入場料は、プレオープン期間限定価格の大人1000円、子ども300円。
ロイズカカオ&チョコレートタウンは、2023年春以降にグランドオープンする予定で、準備中のカカオ豆加工工場の製造設備を稼働させ、コロンビアにある自社農園で採れたカカオ豆を直送して、加工から製品作りまでを一貫して行う「ファームトゥバー」のチョコレートを販売する予定。