関西を中心とした総合不動産デベロッパーのサムティ(本社・大阪市淀川区)は、札幌市中央区大通西5丁目1-2で地上11階建てのオフィスビル、仮称「サムティ中央区大通西5ビルⅡ」を建設する。(写真は、サムティが新ビル建設を予定てしている土地に建っている岡本ビル)
この場所には現在、1982年10月に竣工した5階建ての岡本ビルが建っている。間もなく解体工事に入るもようで、新ビルの着工は2023年4月1日頃を予定している。
新ビルの敷地面積は約104坪(346・14㎡)、そのうち建築面積として約88坪(291・91㎡)を使い、鉄骨造、地下1階、地上11階建てのビルを建設する。用途は、オフィスと物販店または飲食店で、延べ床面積は約891坪(2942・35㎡)、建物の高さは44・90m。建築主はサムティ、設計、監理は創建社(札幌市中央区)、施工は未定。
土地建物の所有者は、当初は岡本(本社・東京都中央区)だったが、2005年10月に新生紙パルプ商事(同・同都千代田区)、2021年5月に新星住建(同・大阪市北区)、同年11月にサムティに変わっている。
サムティは、札幌市中央区大通西5丁目9-2で仮称「サムティ大通西5丁目ビル」を2020年10月に竣工、現在はザイマックス札幌大通ビルになっている。