北広島市は、青葉浄水場(青葉4丁目58-1の内、約1・2ha)の売却を公募型プロポーザルで実施することを決め、8月25日から公募を開始した。説明会や現地見学会を実施、申し込み受付期間を2022年10月19日(水)までとし、優先交渉権者の決定を同年12月中に行う。(写真は、北広島市青葉町4丁目の青葉浄水場)
青葉浄水場は、昭和40年代の道営北広島団地造成に伴う人口急増による給水需要増加に対応するため、昭和49年に建設された水道用水浄水施設。昭和51年から同55年まで浄水場として稼働したが、その後、用水供給を行う企業団から全面受水することになって使用を終了した。平成22年までは、管理棟部分を各配水池の中央監視施設として使用していたほか、一部を水道資材置き場、公文書保管施設として使用してきた。
敷地面積は約3834坪(1万2665㎡)、浄水場や管理棟、倉庫などの施設が残置されている。市では、建物等の解体撤去、及び土地の利活用を条件とする公募型プロポーザル方式の売却を決め、8月25日から公募を開始した。説明会と現地見学会は9月13日(火)に行い、10月19日まで参加を受け付け、11月下旬から12月上旬に一時審査、12月中旬から下旬のプレゼンテーションを経て優先交渉権者と次点者を選定、2023年2月下旬に契約を締結、同年3月末までに土地代金の納入、引き渡しを行う。
用途地域は、第一種中高層住居専用地域で建蔽率60%、容積率200%。JR千歳線北広島駅から約1・3㎞の距離。周辺は戸建て住宅が並んでいる。