スターバックスコーヒージャパン(本社・東京都品川区)は、7月4日にスターバックスコーヒーの北見市2号店となる「北見KIT FRONT店」をオープンさせた。北見ハイテクパーク内で北見工業大学とも隣接しており、学生たちの利用も見込める。ドライブスルー併設店舗。(写真は、北見ハイテクパーク内の新施設KIT FRONTに入ったスタバ店舗)
「北見KIT FRONT店」(北見市柏陽町592-60)は、夕陽ヶ丘通と北見環状線の交差点北東角にある。北見ハイテクパーク内にこのほど竣工した、地元の桑原グループが手掛ける新施設「KIT FRONT」の1階にテナント出店した。「KIT FRONT」は、桑原電工、桑原冷熱、桑原電装の桑原グループが設けた3Dプリンターやドローン、ロボットの展示活用拠点となる新施設。建物は、スターバックスコーヒー店舗と一体化している。店舗面積は約60坪、テラス席など約50席。
スターバックスコーヒージャパンは、2020年11月2日に北見市1号店として「北見三輪店」(北見市東三輪2丁目36-4)をオープンさせている。国道39号線(大雪大通)沿いの商業施設が集積している場所で、三輪公園の西隣りに当たる。今回の「北見KIT FRONT店」は、商業集積地とは違う産学共同研究の拠点、北見ハイテクパーク内への出店となった。
北見ハイテクパークは、4・3haの面積があり、リコーITソリューションズ(本社・横浜市都筑区)北見事業所や北見工大社会連携センター、ローヤル企画(同・東京都千代田区)の北見事業所などが進出している。スターバックスは北海道で、「北見KIT FRONT店」を含めて47店舗を展開しているが、北見ハイテクパークのような産学共同研究の拠点に出店するのは初めてとなる。