北海道新幹線高架橋工事で閉店した「DEPOツクモ」、大谷地キャポ内に7月22日移転出店

経済総合

 北海道新幹線札幌駅高架橋工事のため閉店したパソコン専門店「DEPOツクモ札幌駅前店」の移転店舗となる「DEPOツクモ札幌大谷地店」(札幌市厚別区)が7月22日(金)にプレオープン、7月30日(土)にグランドオープンする。(写真は、開店準備が進む「DEPOツクモ札幌大谷地店」)

「DEPOツクモ札幌駅前店」は、JR札幌駅西側高架下の商業施設「サツエキBridge」の1階に入っていた。北海道新幹線札幌駅の高架橋工事のため「サツエキBridge」閉館に合わせて同店も今年6月30日に閉店した。自作PCやパーツ、周辺機器、マニア向けパーツなども揃えるパソコン専門店として人気があったため、運営するヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)は移転先として札幌市厚別区大谷地東3丁目3-20の大型商業施設「キャポ大谷地」1階を選定。7月22日に「DEPOツクモ札幌大谷地店」としてオープンさせることにした。出店場所は、2021年5月に営業を終了した「コナミスポーツクラブ大谷地」が入っていたスペース。既に看板も据えられ店内で開店準備が進んでいる。

「ツクモ」は、九十九電機(本社・東京都千代田区)が展開していたパソコン量販店だったが、2008年に民事再生法適用による再建を目指し、2009年にヤマダデンキグループに入った。当初は別会社で運営していたが、2021年7月からヤマダデンキが運営している。現在は、東京と大阪に2店舗と札幌、名古屋、大阪に各1店舗の計7店舗を展開、「DEPOツクモ札幌大谷地店」は東北以北唯一の「ツクモ」として営業を続ける。

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