北海道内2信用金庫の理事長が交代した。北海道信用金庫(本店・札幌市中央区、略称・しんきん北海道)と道南うみ街信用金庫(同・桧山郡江差町、略称・うみしん)が、それぞれ6月20日に総代会を開催して決定した。(写真は、しんきん北海道・佐藤信明理事長)
(写真は、うみしん・田原栄輝理事長)
しんきん北海道の新理事長に就いたのは、佐藤信明・前常務理事(61)。佐藤氏は北海道出身、1983年3月北海道大学水産学部卒、同年4月札幌信用金庫入庫。北都支店長、人事企画部上席調査役、人事企画部副部長、総合経営推進部副部長、人材開発部副部長、千歳支店長、琴似支店長兼発寒支店長、人事企画部長兼人材開発部長、人事部長を経て2013年6月理事就任、人事部長委嘱、総合経営推進部長委嘱、経営企画部長委嘱、融資部長委嘱を歴任、2021年4月しんきん北海道常務理事に昇格し、融資部長兼経営支援室長を委嘱。
前理事長の前田繁利氏(68)は6月20日付で非常勤理事に退いた。前田氏は2012年4月に札信金理事長就任、吉本淳一会長ととも北海信用金庫、小樽信用金庫との合併に尽力、しんきん北海道の初代理事長を務めた。また、非常勤理事に甲谷恵・前北海道経済部食産業振興監(61)、非常勤監事に中原郁乃・中原郁乃公認会計士事務所代表(56)が就任した。
うみしん理事長に就いたのは、田原栄輝・専務理事(58)。田原氏は1986年3月函館大学卒業、同年4月江差信用金庫入庫。2007年4月経営管理部長、2009年6月常勤理事・経営管理部長、2012年6月常務理事・経営管理部長、2017年1月合併に伴い、うみしん常務理事・経営管理部長、2018年6月常務理事・人事部長、2019年6月専務理事・人事部長、2020年6月専務理事。
前理事長の藤谷直久氏(72)は6月20日付で退任した。藤谷氏は、2011年6月に江差信金理事長に就任、2017年うみしん発足後、初代理事長を務めた。