24時間営業の冷凍餃子無人販売店「餃子の雪松」が、北海道に出店した。「滝川店」(滝川市)を皮切りに「旭川東光店」(旭川市)、「札幌白石店」(札幌市白石区)、「札幌北24条店」(同市北区)と現在は4店舗。全国で400店舗近く出店しているが、北海道は未進出だった。今後、道内でも店舗が増えそうだ。(写真は、「餃子の雪松 札幌白石店」)
「餃子の雪松」は、ゴルフシュミレーター店舗や24時間営業の持ち帰り専門店「もつ煮込み みつ子」を出店しているYES(本社・東京都国分寺市)が展開している。群馬県水上温泉街の食事処「雪松」(創業昭和15年)の看板メニューだった餃子の味をYESが継承、2018年9月に埼玉県入間市に24時間営業無人販売店として「餃子の雪松」をオープンさせたのが最初。皮をパリッと焼いており、モチモチとした食感で野菜系の餡はジューシーで力強い。2018年の出店から、3年で全国350店舗以上となり、唯一出店していなかったのが北海道だった。1号店から3年9ヵ月後の今年6月11日、「滝川店」でようやく北海道に進出した。6月16日には「旭川東光店」と「札幌白石店」、6月18日には「札幌北24条店」がオープンしている。販売しているのは、36個入り1000円(税込み)の単品のみ。冷ケースから取り出してお金を投函するだけで人と接触することなく購入できる。
「滝川店」は移転した美容室跡、「旭川東光店」は焼きたてパン店舗跡、「札幌白石店」は米穀店(直近は白石中央交番が入っていた)跡、「札幌北24条店」はクリーニング店跡にそれぞれ居抜き出店。立地場所は、いずれも幹線道路沿い。「餃子の雪松」の店舗数は、6月19日現在で東北35店舗、関東131店舗、中部71店舗、近畿60店舗、中国25店舗、四国17店舗、九州51店舗に北海道4店舗を加え、合計394店舗となった。