空知郡南富良野町(髙橋秀樹町長)と公益財団法人イオン環境財団(千葉市美浜区、理事長・岡田卓也イオン名誉会長相談役)は5月21日、第3回「北海道 南富良野町植樹」を実施した。(写真は、第3回「北海道南富良野町植樹」で挨拶するイオン北海道・青栁英樹社長)
(写真は、南富良野町で行われた植樹活動=いずれもイオン北海道提供)
南富良野町は、総面積の約9割が森林地帯で占められる自然豊かな地域。同町は2016年の台風10号による豪雨で空知川が増水、甚大な浸水被害に遭遇した。イオン環境財団と南富良野町は、災害から地域を守るとともに、森の再生を目指して、2019年に「南富良野町におけるイオンの森づくり協定」を締結、3年計画で2haに5300本の植樹を計画。南富良野町森林組合とイオン北海道(本社・札幌市白石区)の協力を得てこれまでに2回の植樹を実施、延べ450人が参加して5000本を植樹した。第3回となる今年は1haの土地に地域ボランティア200人とともに地域に自生するナナカマドやカラマツ、アカエゾなど計10種、2000本を植樹した。
イオン環境財団は、北海道で2002年から2006年まで「知床植樹」(約9000本植樹)、2007年から2011年まで「支笏湖植樹」(約3万9600本植樹)、2012年から2014年まで「むかわ町植樹」(約1万6000本植樹)、2015年から2017年まで「厚真町植樹」(約1万7000本植樹)を実施。2021年には財団設立30周年記念事業として「厚真町さくら植樹」(30本のさくらを植樹)を行った。