千秋庵製菓(本社・札幌市中央区)ときのとやグループのCOC(同・同)は、今年1月に業務提携してから初の共同開発商品となるシルキーオムレットどら焼き「巴里銅鑼(パリどら)」を4月1日から設ける「札幌三越」の専門店で発売する。(写真は、シルキーオムレットどら焼き「巴里銅鑼」)
千秋庵製菓の和菓子技術と、きのとやグループが持つ洋菓子の技術と発想を生かして誕生した、新感覚の和洋生スイーツ。商品名やロゴを含めた商品全体のプロデュースや洋菓子パティシエの考案による商品構成、和菓子職人によるお餅(求肥)やあんこの製法など、両社の経営資源を融合させた和洋生菓子となっている。新商品は、千秋庵製菓の和菓子「どら焼き」と比べても、今までにない大きなサイズであることも特徴の一つ。ボリューがたっぷりで、洋生菓子タイプのように軽やかに仕上げけることで、重すぎないよう配慮、最後まで美味しく食べられる和洋折衷がポイントとなっている。
きのとやグループの持つ洋菓子の技術によって、ふわふわでしっとりなめらかなシルキー感触の特製オムレット生地を製造。千秋庵製菓の和菓子の技術によって、上新粉を蒸して砂糖を加えながら銅鍋でじっくり練り上げる絹のような求肥を製造して厚さ4mmにする。さらに、十勝産小豆・道産てんさい糖を使った甘さを抑えた専用こしあんや生クリームを使って仕上げている。1個税込み329円、消費期限は冷蔵2日。
販売は4月1日にオープンさせる「千秋庵 札幌三越店」(札幌市中央区南1条西3丁目8、札幌三越本館地下2階)で行う。また、3月23日から先行販売している「千秋庵 イオン札幌琴似店」(同市西区琴似2条4丁目2-6、イオン札幌琴似店地下2階)でも引き続き販売する。