イオン北海道、旭川で店舗面積1000坪超えるDS「ザ・ビッグ永山店」10月新設

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、旭川市内にディスカウントスーパー「ザ・ビッグ永山店」(永山5条19丁目303-1)を2022年10月に出店する。同社は旭川市内に「ザ・ビッグ」を3店舗展開しており、さらに1店舗出店することで旭川市内に低価格ドミナントを形成する。(写真は、2017年11月にオープンした旭川市内の「ザ・ビッグ緑が丘店」)

 出店場所は、旧上川農業試験場場庁舎などがあった道有地だったところで、旧マックスバリュ北海道が2018年10月に落札した。敷地面積は約5447坪(1万7978㎡)。その後、遺跡調査に時間を要していたが、調査も終了したことから、イオン北海道は店舗建設を始めることにした。道に大規模小売店舗立地法に基づく新設届け出を2月28日に行い、3月9日に告示された。建物はイオン北海道が自前で建設し、店舗面積は約1066坪(3521㎡)、駐車場の収容面積は172台。オープン予定日は2022年10月29日。

 イオン北海道は、旭川市内で2004年6月にオープンさせた「マックスバリュ宮前通店」(宮下通7丁目2-5)を2012年8月に「ザ・ビッグ宮前通店」に転換。2017年11月には「ザ・ビッグ緑が丘店」(緑が丘東3条1丁目3-39)を新設、2020年3月には「ザ・ビッグアモール店」(豊岡3条2丁目2-19、アモールショッピングセンター内)を居抜き出店している。今度の新設「ザ・ビッグ永山店」の出店で低価格競争が激しい旭川市内でディスカウント店舗網を構築する。
 イオン北海道が、一つの地域で「ザ・ビッグ」のワンブランドを多店舗展開するのは、釧路市(3店舗)のケースがある。なお、新設する「ザ・ビッグ永山店」は、同社が展開する「ザ・ビッグ」店舗では最大級の店舗面積になりそう。

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