和洋菓子・パン製造販売のもりもと（本社・千歳市）は、フードデリバーサービスの出前館（同・東京都渋谷区）と組み、札幌市内4店舗でスイーツデリバリーを開始した。昨年12月から千歳市や苫小牧市、恵庭市で同サービスを開始しており、札幌圏を加えることでスイーツデリバリーの需要を広げる。
（写真は、スイーツデリバリーを開始した「もりもと・ミュンヘン大橋店」）
柔らかくて繊細なケーキは配達時の振動による影響を受けるため、専用車両を使わないデリバリー業界では配達は難しいと言われていた。今回、もりもとと出前館がコラボ、こうした課題を解決してスイーツデリバリーを展開することにした。先行している千歳市など3市では、ケーキや和洋菓子、パンのセットメニュー展開で好評を得ている。
バリエーションのある調理パンを組み合わせた「パワーランチ」や「ホールケーキ」のニーズも高いため、2月1日から札幌エリアでも対応できるようにした。対応店舗は、「札幌北15条店」（東区）、「札幌山の手店」（西区）、「ミュンヘン大橋店」（豊平区）、「南郷通店」（白石区）の4店舗。新たにプリンやショートケーキをセットにした「ご褒美ケーキBOX」（税込み2500円）と人気の和洋スイーツの詰め合わせ「お菓子セット」（同2000円）を用意、出前館のサイトを通じて指定日時にデリバリ―する。もりもとと出前館は、需要が多く見込める札幌市内でサービスを始めることで、スイーツデリバリーを強化する。
