ゼンショーホールディングス(本社・東京都港区)子会社のビッグボーイジャパン(同・同)が運営していた、旧「ヴィクトリアステーション江別高砂店」(江別市高砂町35ー11)の解体工事が進んでいる。2022年1月早々には、更地になる見通し。(写真は、解体工事が行われている旧「ヴィクトリアステーション江別高砂店」)
旧「ヴィクトリアステーション江別高砂店」は、国道12号線沿いにあり、2021年3月7日に閉店した。およそ30年間にわたって営業を続けてきたが、外食事業の変化などによって幕を閉じた。閉店以降、看板も取り外され、「ヴィクトリアステーション」の外観を残しつつも孤高を持するように存在し続けていた。
閉店した「ヴィクトリアステーション」跡に、他の飲食店舗が居抜き出店するケースも多いため、同店跡も居抜き出店が予想されたが、閉店から9ヵ月後の2021年12月中旬になって解体工事が始まった。解体工事を行っているのは、ランデックスイワクラ(札幌市手稲区)とイーグル(同市北区)。工期は2022年1月15日までとなっている。
土地(約200坪)と建物所有者は、当初は旧ダイエー創業者系の中内インターナショナル(本社・東京都港区)だったが、現在は地元江別市内の有限会社勝喜が所有している。解体後にはどんな土地利用が進むのか、江別市役所や江別市民会館とも近い立地だけに注目される。
※2022年1月2日記事一部修正しました。