セコマ(本社・札幌市中央区)の子会社セイコーマート(同・同)は、12月21日(火)7時に「セイコーマート東苗穂3条店」(札幌市東区)をオープンさせる。店舗外観が濃紺のネイビーカラーで、コロナ禍でも売り上げの伸びが大きい住宅地への立地となる。(写真は、住宅地でオープンする「セイコーマート東苗穂3条店」)

「セイコーマート東苗穂3条店」は、東区東苗穂3条1丁目2-103に立地している。コンビニエンスストアは、幹線道路沿いなど比較的交通量が多い場所への新規出店が多いが、同店は幹線の北24条宮の森通から南側に入った生活道路沿い。
 セコマの丸谷智保会長は、「コロナの感染拡大が始まった2020年3月以降のセイコーマート全体の売り上げを見ると、同年9月から前年超えになり、現在まで15ヵ月連続で前年を超えている。前年を超えている店舗の立地は、生活幹線、住宅地、農業幹線で、逆に減少しているのはホテル・温泉地、オフィス・繁華街」と話しており、「東苗穂3条店」はコロナ禍でも売り上げを伸ばしている住宅地への立地となる。

 セイコーマート広報は、「店舗周辺は、住宅地であり、店舗前の道路は中心部との往来に使われているため、近隣の方々にとって利便性のある店舗になるのでは、と考えています」と言う。建物面積は約54坪(180・2㎡)、店舗面積は約33坪(約110㎡)。営業時間は6時~24時。住宅地に出店する最新仕様の「ネイビーセコマ」は、文字通り生活を支えるインフラとなりそうだ。


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