本格珈琲とパンケーキの「さかい珈琲」札幌初出店、宮本商産が「ラソラ札幌店」FC展開

経済総合

 ガソリンスタンド、LPガス、車両販売の宮本商産(本社・帯広市)は、珈琲とパンケーキ「さかい珈琲」の「ラソラ札幌店」(札幌市白石区東札幌3条1丁目1-1)を12月22日(水)にオープンさせる。「さかい珈琲」は全国に27店舗展開しており、北海道の出店は、帯広に次いで2店舗目で札幌には初進出となる。(写真は、「さかい珈琲ラソラ札幌店」の出店場所)

「さかい珈琲」は、J・ART(本社・岐阜県各務原市)がフランチャイズ(FC)展開するコーヒーチェーン。同店のコーヒーは、4種類のアラビカ種100%の豆を長時間焙煎してシティロースト(深煎り焙煎)に仕上げたブレンドコーヒーで、香りとコク、酸味と苦みがバランス良く口の中で広がるのが特徴。パンケーキのほか、モーニングなど種類豊富な食事も用意している。ゆったり座れるソファ席が中心で、ヨーロピアンテイストのインテリアを揃えている。

 北海道では、宮本商産がJ・ARTとFC契約を結び、2020年11月12日に「帯広店」(帯広市西2条南5丁目1)を出店した。同店は、宮本商産の旧本社(大正8年建築、国の登録有形文化財)を利用している。今回の「ラソラ札幌店」は、Bタウン1階にあった「甘や麻布茶房」跡に入る。札幌初出店となる同店は、コンセプトが近いコメダ(本社・名古屋市東区)の「コメダ珈琲店」の「東札幌5条店」(東札幌5条1丁目3-1)と至近距離での出店となる。

 宮本商産は、この他にも帯広2店舗目となる「帯広南店」(西2条南20丁目)が入る2階建て建物を建設中で、2022年1月中にオープンさせる。ちなみに、「コメダ珈琲店」は、旭川第一興商(本社・旭川市)がフランチャイジーになって2022年3月に「帯広西3条店」(西3条南9丁目1-5)をオープンさせ、帯広に初進出する予定になっている。

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