「テックランド」から「ヤマダアウトレット」に転換、「恵庭店」11月26日グランドオープン

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 ヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)は、11月26日(金)に「ヤマダアウトレット恵庭店」(恵庭市北柏木町2丁目16-18)をオープンさせる。10月31日で閉店した「テックランド恵庭店」の業態転換。11月19日からプレオープンが始まっている。(写真は、プレオープンしている「ヤマダアウトレット恵庭店」)

「テックランド恵庭店」は、店舗面積約603坪(約1990㎡)、2013年11月15日にヤマダデンキの地方展開型店舗として新設された。オープンから8年、今年10月末に閉店となったことから、本サイトは11月12日付けで、「閉店か?業態変更か?」と報じた。
 ヤマダデンキは、出店した店舗を閉店することはほとんどない。北海道では、2013年11月に紋別市や新ひだか町、美唄市、深川市の小型店舗を4店舗閉店したのが目立つ程度で、中・大型店は業態転換によって新たな客層を呼び込む戦略を採用してきた。ヤマダデンキは全国ネットワーク構築から25年が経過したことから店舗ネットワークの再編に着手しており、北海道でも37店舗体制を維持しつつ、商圏エリア別に店舗の特色を生かせる業態に転換する再編を積極化している。

「ヤマダアウトレット」業態は、「テックランド」各店の旧モデル在庫や展示使用品、中古家電を取り扱う業態。道内では「旭川店」(旭川市、家電住まいる館&YAMADA web.com旭川店内)、「岩見沢店」(岩見沢市)、「倶知安店」(虻田郡倶知安町)の3店舗を展開中。こうした流れの中で、「テックランド恵庭店」を「ヤマダアウトレット恵庭店」として再編することにした。
 直近の業態転換としては、今年7月に家電とリフォーム販売・サービスを中心とした「家電住まいる館YAMADA札幌本店」(札幌市中央区)を、家電を中心とした暮らしまるごとの商品とサービスで地域最大級の品揃えの「Tecc LIFE SELECT 札幌本店」にしたケースがある。

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