セコマ(本社・札幌市中央区)は、北海道池田町産の絹てぼう豆を使ったアイスバーを商品化、「Secoma十勝の白豆アイスバー」の商品名で「セイコーマート」での発売を始めた。(画像は、「Secoma十勝の白豆アイスバー」)
てぼう豆(手亡豆)は、白い種皮色を持つ小粒のインゲン豆。絹てぼう豆は、十勝農業試験試験場と御座候(ござそうろう、兵庫県姫路市)の共同研究によって育成された品種で、てぼう豆の中でも粘りが強く、なめらかな「あん」になる特徴がある。2004年は、北海道の優良品種に認定されている。
セコマは、2019年6月に池田町と「まちづくり連携協定」を締結しており、地域ブランドの向上と産業振興協力の一環として絹てぼう豆を使ったアイスバーを開発した。池田町の協力で絹てぼう豆の供給を受け、セコマグループのダイマル乳品(苫前郡羽幌町)が、アイスに絹てぼう豆の白あんを練り込んで商品化している。懐かしい和菓子のような素朴な味わいで、白豆の食感と黒糖のコクが楽しめる。価格は、北海道が本体価格120円(8%税込み129・60円)、茨城県・埼玉県が同130円(同140・40円)。