アークスの新事務棟が竣工、グループ子会社の経理や人事業務の効率化目的に事務集中センター新設し入居

流通

アークスが本社の隣接地に建設を進めていた事務棟が完成、10月1日から事務集中センターとして本格稼働を始める。昨年のユニバースや今年のジョイス統合などグループ会社が増えていることに対応、経理や人事の業務を集中することで効率化を狙う。(写真は、竣工したアークスの新事務棟)

 

 

完成した事務棟は、札幌市中央区南13条西11丁目にあるアークス本社ビルに隣接した立地。もとは駐車場として利用していたスペースで、敷地面積は512㎡。ここに春から地上4階建て、延べ床面積は約1537㎡の事務棟建設を進めてきた。

 

アークスは、傘下に事業会社を12社抱えており、これまでは事業会社ごとに人事や経理の部門を抱えていた。同社では、こうした部門の一元化を図りさらなる効率化を目的に事務集中センターを10月1日付で新設することにしており、事務棟にはこの部門が入ることになる。

 

また、アークスグループ全体の組織力向上のために、同じく10月1日付で人材開発グループと人事グループを統合、人事企画グループも新設する。人事制度と教育制度を強化することが目的。

 

アークス本社ビルには、これまでアークスの本部機能とラルズの本社機能が同居していた形だが、事務集中センターを手始めにアークスの本部機能を新事務棟に移行していくものとみられる。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER