9月上旬札幌初登場の「コメリパワー札幌発寒店」、堂々の姿現す

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 9月上旬、札幌に初登場する大型ホームセンター「コメリパワー札幌発寒店」(札幌市西区)の全容が見えてきた。手稲山を望むオレンジとブルーのカラーが映える建物は、まるで巨艦のように静かに佇んでいる。店内では、開店に向けた準備が急ピッチで進んでいる。(写真は、姿を現した「コメリパワー札幌発寒店」)

「コメリパワー札幌発寒店」は、ホームセンター全国大手のコメリ(本社・新潟市南区)が全国で展開している大型ホームセンター。北海道では、すでに苫小牧市や砂川市、帯広市、旭川市、岩見沢市、名寄市の7市に展開しているが、大消費地の札幌には出店していなかった。今回、2014年12月に北海道に本格進出してから7年目にしてようやく札幌の地を踏むことになった。

 出店場所は、既存の「ヤマダデンキテックランド発寒店」の隣接地。敷地は、旧榎田牧場の所有地で、コメリが30年間の定期借地権を設定して賃借して建設した。平屋建て、店舗面積は約2729坪(約9008㎡)。両店の駐車場境界にはフェンスがあるが、一部の通路を使って自由に行き来できるようになっている。

 道内にお目見えしたこれまでの「パワー」にはなかったプロ向け業態の「PRO」も併設する店舗となりそう。住宅設備機器やホームファッション、園芸、ペットなどを含めて幅広い客層を呼び込むことになりそう。オープンまで半月あまり、巨艦店舗の周辺は、しばしの静けさに包まれている。

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