苫小牧駅チカのパチンコ店「ゴールデンマックス」跡地、コスモ建設売買契約

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 JR苫小牧駅から徒歩圏内にあったパチンコ店「ゴールデンマックス苫小牧店」(苫小牧市若草町4丁目3—16)跡地を、戸建てハウスメーカーが取得する見通しだ。(写真は、「ゴールデンマックス」跡地)

 このパチンコ店は、1993年12月に岐阜県や愛知県で展開している敬愛(本社・岐阜市)が、「マックス苫小牧店」としてオープン。その後、2010年に敬愛は会社分割で設立した北宝(同・札幌市中央区)を設立し、11年から北宝が「ゴールデンマックス苫小牧店」として運営してきた。「マックス」の時代から数えて28年目となる今年3月28日に閉店、店舗はその後取り壊されて更地になっていた。

 土地面積は、2000坪程度と見られる。JR室蘭本線をアンダーパスで通り抜ける旭大通の東側に位置する。北宝との間で売買契約を結んでいるのは、コスモ建設(本社・札幌市豊平区)。同社は、札幌や苫小牧、千歳で一戸建ての注文住宅を建設・販売しているハウスメーカー。21年3月期の売上高は41億7300万円で前期比15%の増収となっている。札幌市内では、閉店したパチンコ店の跡地をマンションデベロッパーが取得して、マンション建設を行っているケースが多い。

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