アークスの子会社エルディが「カインズホーム花川店」オープン、横山清社長「1号店から苦節3年、タイミング見て多店舗化」

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 アークスの100%子会社エルディ(札幌市)は23日、ホームセンター「カインズホーム花川店」(石狩市樽川6条1丁目)をオープンした。同業の「ビバホーム」が撤退したことを受けて改装工事を進めていたもので、アークスグループにとっては大曲店(北広島市)に次ぐ2店舗目のカインズフランチャイズ(FC)店になる。この日は朝から激しい雨にたたられたが、オープン時間の午前9時ころには雨も止み、開店を待っていた約100人がオープンを受けて一斉に店内に入った。開店後には600台収容の駐車場が満杯になるなど好調なスタートになった。(写真左は、オープンしたカインズ花川店をバックにするアークス横山清社長(右)とカインズ土屋裕雅社長。写真右はビッグハウス花川店と一体化したカインズの建物)
 
 カインズホーム花川店は、アークスグループのラルズが展開する食品スーパーのビッグハウス花川店と隣接しているが、店内は通路で繋がっておりスーパーセンター(SUC)に近い構成。
 
 1996年にオープンして以来、ビバホームが出店して営業を続けてきたが今年に入って撤退。このため、カインズ(群馬県高崎市)の北海道エリアフランチィンズを受けているエルディが、「カインズ花川店」として居抜き出店した。店内照明等はそのまま利用、陳列棚の高さを低くするなどしてシニア対応を徹底した。
 
 売場面積は4106㎡。商品や販売面はカインズの指導を受け、品揃えは本州で展開しているカインズとほぼ同じ。素材提供とともにホームファニシングの要素も充実させている。
 
 エルディ社長も務めるアークスの横山清社長は、「4年前に初出店した大曲店1店舗だけではなかなか採算ベースに乗せるのが難しかったが、苦節3年、2号店を出店することができた。道内ではホームセンターの大型化が進んでいるが、全国的には中型店を見直して行こうという中にあって、今回の出店はまさにタイミングが良い。隣のビッグハウスとの相乗効果も期待でき、3号店以降についてもタイミングさえ合えば出店していきたい」と話した。
 
 花川店はビバホーム時代に年間8億円程度の売り上げがあったことから、横山社長「それを上回る二桁の売り上げにしたい」としている。
 
 今後のカインズ出店候補地として、札幌市のビッグハウス星置店(手稲区手稲山口)、ビッグハウスエクストラ(豊平区平岸)、千歳市のビッグハウス千歳店(日の出町)、室蘭市のスーパーアークス中島店(中島本町)、旭川市のビッグハウスパルプタウン(パルプ町)の隣接地のほか、苫小牧市沼ノ端の遊休地が候補にあがっている。

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