5月21日付で札幌圏の2021年下半期大型小売店舗の出店計画を記載したが、新たにサツドラホールディングス(本社・札幌市東区)子会社のサッポロドラッグストアー(同・同)の出店が明らかになった。札幌市北区北26条西4丁目22ー65の旧札幌市営住宅「幌北団地」跡地に仮称「サツドラ北26条店」を出店するもので、オープン予定日は2021年11月末。
(写真は、仮称「サツドラ北26条店」の出店予定地と店舗配置図。配置図の左が西5丁目・樽川通)
札幌市が14日に受理、20日告示した大規模小売店舗立地法の新設届け出によって分かった。出店場所は、西5丁目・樽川通沿いで、かつて樺太引揚者や戦争引揚者向けに市が整備した幌北団地の一部跡地。広さは約1275坪(4210・58㎡)。昨年11月に市が一般競争入札による土地売却を実施、石狩市生振の弘照院ばらと霊園が今年1月に約28億円で取得していた。
サッポロドラッグストアーは、この土地を弘照院から賃借して自前で建物を建設する。土地は長方形で、北27線と西4丁目中通線側に平屋建ての店舗を建設、建築面積は約435坪(約1438㎡)、店舗面積は約393坪(約1299㎡)、駐車場の収容台数は22台。
仮称「サツドラ北26条店」は、地下鉄南北線「北24条駅」から300mほどの距離。駅チカには「ツルハドラッグ」が2店舗あるが、「サツドラ」は駅からやや離れた立地で住宅街の利用者を見込む。近くには「マックスバリュ北店」もある。
サッポロドラッグストアーは、2021年になって新規出店を増やしている。オープン予定日と店舗名は次の通り。
◆8月中旬「釧路町店」(仮称、釧路郡釧路町)
◆8月下旬「岩見沢6条店」(岩見沢市)
◆9月初旬「手稲曙5条店」(仮称、札幌市手稲区)
◆12月初旬「紋別本町店」(同、紋別市)
これら店舗は、いずれも店舗面積約303坪(1000㎡)以上の大規模小売店舗で、「北26条店」は5店舗目となる。