札幌・大通ゾーンに新しい飲食店が相次いでオープンする。きょう14日に「コメダ珈琲店大通西6丁目店」、16日(金)には「焼肉ライク札幌狸小路店」が、それぞれ新しいスタートを切る。「モスバーガー」など見慣れた飲食店が閉店する中で、新しい飲食店のオープンは街に活気を与えてくれそうだ。
(写真は、上から「コメダ珈琲店大通西6丁目店」=オープン前の2021年4月8日撮影=と「焼肉ライク札幌狸小路店」=2021年4月12日撮影=)
「コメダ珈琲店大通西6丁目店」は、中央区南1条西6丁目の角に位置した店舗。第27桂和ビル1階で、昨年6月25日に閉店した「モスバーガー札幌南1条西6丁目店」跡に居抜き出店した。落ち着いた店舗空間で味わえるコーヒーとシロノワールが店の売りで、無料のモーニングトーストも提供している。
全国展開している「コメダ珈琲店」の北海道15店舗目。運営は、コメダ珈琲店のフランチャイズ店舗を全国で展開している正和製菓(本社・三重県四日市市)の子会社、ファースト・プログレス札幌(東京都港区)。同社FC店舗としては「手稲前田店」(手稲区)と「狸小路2丁目店」(中央区)に次ぐ3店舗目になる。
16日に狸小路商店街2丁目北の金一舘札幌ビル1階にオープンするのが、ファストフード感覚のひとり焼肉「焼肉ライク札幌狸小路店」。今年2月に閉店した海老ラーメン「海老秀札幌本店」跡に居抜き出店するもので、「焼肉ライク」の北海道1号店。「焼肉ライク」は、焼肉ライク(本社・東京都渋谷区)が直営、FC(フランチャイズ)で全国展開している焼肉チェーン。いつでも、気軽に、ひとりでも行ける焼肉専門店がで席はひとり席のカウンターがメイン。間仕切りがあって目線が合わないようになっており、注文はタッチパネルを採用、水や箸、おしぼりは席に配置。無煙ロースターを備え付けているため、換気能力が高く臭いを気にすることなく利用でき、コロナ禍では最適な飲食スタイル。
札幌・大通の街角から見慣れた飲食店が消えていく一方で、新しい飲食店のオープンも続く。店舗の新陳代謝は街を活気づける要素になっている。