菓子専門店「シャトレーゼ」を展開する菓子メーカーのシャトレーゼ(本社・山梨県甲府市)は、都心型ブランド「YATSUDOKI(ヤツドキ)」の北海道1号店を札幌市南区澄川に5月中旬オープンさせる。(写真は、札幌市南区澄川の「YATSUDOKI」出店場所)
「YATSUDOKI」は、「シャトレーゼ」の都心型プレミアムブランドとして付加価値の高い商品を販売、手土産やオフィスでの需要に応えるスイーツ専門店。シャトレーゼ本社がある山梨県の「八ヶ岳」の「八」、末広がりの「八」、午後3時の「八つ刻」の「八」をモチーフとして命名されたブランド。
八ヶ岳の自然と上質な素材をイメージした高級感のある店舗。八ヶ岳山麓で生産した卵や牛乳を使い、手作りの専門店品質にこだわったケーキや洋菓子、焼き菓子、和菓子、アイス、チョコレートのほかワインも取り扱う。シャトレーゼでは、2019年9月に1号店として「YATSUDOKI銀座7丁目店」(東京都中央区)をオープンさせ、現在は東京都内に8店舗、大阪府に3店舗、京都府、兵庫県、山梨県に各1店舗の計14店舗を展開している。
北海道初出店の場所は、南区澄川4条2丁目2ー3、地下鉄南北線澄川駅チカの「アールユー第3真耕産業ビル」1階。平岸街道沿いにあり、「アパマンショップ澄川店」跡への居抜き出店となる。都市型プレミアムブランドを札幌の都心部ではなく郊外に出店することで、シャトレーゼでは市場の反応を見極める考えのようだ。