ダイイチの第1四半期、巣ごもり需要続き営業益38%増

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 食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の2021年9月期第1四半期(20年10月1日~20年12月31日)決算は、売上高115億6000万円、営業利益8億600万円で前年同期間比4・8%の増収、37・8%の営業増益となった。(写真は、帯広ブロックの「みなみ野店」)

 期中の10月31日に「みなみ店」(帯広ブロック)をリニューアルオープンさせたほか、資本業務提携先のイトーヨーカ堂とセブンプレミアム商品の取り組みを強化、帯広地区、旭川地区に加えて札幌地区でも共同の販促を実施した。

 売上高は、引き続きコロナ禍の感染予防関連商品や巣ごもり需要の拡大、週間の販売計画に連動した売り場づくりなどを行った結果、前年同期間比4・8%増となった。地域別の売上高は、帯広ブロックが同6・0%増の51億3000万円、旭川ブロックは20年3月8日に「豊岡店」を閉店したためと同1・8%減の34億600万円、札幌ブロックは同11・1%増の30億2100万円になった。

 売上高総利益率(粗利益率)は、商品ロス削減や在庫効率の改善により同0・2ポイント改善、25・4%になった。販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は19・6%で、同1・6ポイント改善した。

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