DCMホーマック(本社・札幌市厚別区)は、2月下旬に「プロショップホダカ(HODAKA)江別店」を出店する。北海道内の「ホダカ」は、札幌市内に2店舗、旭川市内に1店舗があるが、今回初めて札幌近郊に出店する。(写真は、改装工事が進んである「ホダカ江別店」)
出店場所は、2020年12月31日に閉店した「DCMホーマック江別店」(江別市野幌松並町26)跡。同店は、1985年4月25日に開店した「DCMホーマック」(当時は石黒ホーマ)の江別市内1号店だった。開店から35年が経過して閉店したが、業態を「ホダカ」に転換して再オープンすることになった。
「ホダカ」は、作業用品、作業着、工具、金物などの専門店。大工や左官、板金職人、タイル職人、土木建設業者、自動車整備工、電気工事工など職人に必要な道具、工具などの品揃えが特徴で約4万点を取り扱っている。また、工場や事業所のニーズに対応、ボルトやネジを約5000種類取り扱っている。
DCMホーマックの持ち株会社であるDCMホールディングス(HD、本社・東京都品川区)の事業会社、DCMカーマ(本社・愛知県刈谷市)が始めたプロ向け専門店で、店舗名の「ホダカ」はDCMグループのホーマック、ダイキ(本社・愛媛県松山市)、カーマの頭文字「HODAKA」から取った。DCMホーマックは、道内で2015年10月にホダカ1号店の「元町店」(札幌市東区北16条東19丁目)、16年10月に「手稲前田店」(同市手稲区前田5条11丁目)、20年12月に「旭川永山店」(旭川市永山3条9丁目1ー16)を出店している。
DCMHDの21年2月期第3四半期(20年3月~11月)決算によると、「ホダカ」の全国店舗数は42店舗で、売上高は126億5900万円。全店ベースで前年同期比16・9%増(既存店ベースは同11・3%増)となっており好調に推移している。