サツドラホールディングス(本社・札幌市北区)の子会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、「サツドラ旭川東光8条店」(旭川市東光8条1丁目3ー4)を9月22日(火)20時で閉店させる。旭川市内の「サツドラ」店舗は、2018年には10店舗あったが、昨年から閉店が続いており、「旭川東光8条店」の閉店によって4店舗に減る。(写真は、「DZマート東光8条店」と隣接している「サツドラ旭川東光8条店」)
旭川は、ドラッグストア業界全国2位のツルハHD(本社・札幌市東区)の創業の地。本社を札幌に移して以降も旭川での寡占体制を強め、「ツルハドラッグ」は現在、50店舗のドミナント(集中)体制となっている。
サッポロドラッグストアーは、2000年代初めに旭川市内に3店舗を展開していたが、競争激化に伴い事実上の撤退を余儀なくされた。再び出店を始めたのは2013年から。以降、18年までの5年間で10店舗まで増やしたが、19年から一転、閉店が増えるようになった。19年は3月10日に「旭川花咲店」、6月9日に「旭川緑町店」、同月16日に「旭川永山3条店」を閉店。20年に入って1月25日に「フィール旭川店」、3月22日に「旭川空港店」、そして今回、「旭川東光8条店」を閉店させる。
「旭川東光8条店」は、18年1月25日にオープンした店舗で、小型食品スーパー「DZマート東光8条店」とのコラボレーション店舗だった。閉店後は、子ども服・ベビー・ベビー用品の「西松屋」が「旭神店」を移転してくるもよう。これによって旭川市内のサツドラ店舗は、「旭川大町2条店」、「旭川豊岡4条店」、「旭川4条通店」、「旭川プラタナス店」の4店舗になる。