北海道でパチンコ・パチスロ店を展開している太陽グループ(本社・札幌市中央区)は、「パーラー太陽稲積公園店」(同市手稲区前田3条7丁目5ー1)を9月13日(日)で閉店させる。開店から30年で営業を終える。同社が今年に入ってからパチンコ店を閉店するのは5店舗目。(写真は、「パーラー太陽稲積公園店」)
「パーラー太陽稲積公園店」は、1990年6月に「パーラー太陽前田店」としてオープン。その後、2001年12月に店舗名を変更した。パチンコ270台、パチスロ150台を設置。向かい側の旧ダイエー手稲店跡には一部を利用してパチンコ「PANDORA手稲店」(パチンコ395台、パチスロ152台)がある(旧ダイエー手稲店跡の一部には卸売スーパー「現金問屋手稲店」も入っている)。
太陽グループは、今年に入って閉店を加速。2月2日に「モイワ店」(札幌市中央区)、4月21日に「美幌店」(網走郡美幌町)を閉店させたほか、コロナ休業を経て営業を再開せずに5月17日に「宮の沢店」(札幌市西区)、6月7日に「上磯店」(北斗市)を閉店させている。今回の「稲積公園店」の閉店によって、太陽グループのパチンコ店は道内30店舗になる。
なお、札幌市内で閉店した2店舗の建物は既に解体されて更地になっており、「宮の沢店」跡はマンションデベロッパーによる分譲マンション建設、「モイワ店」跡は駐車場としての利用が予定されている。