イオン北海道(本社・札幌市白石区)は24日、苫小牧市日新町2丁目5ー22の糸井環状通沿いに、「マックスバリュ日新店」をグランドオープンさせた。コロナ下でのオープンとなるため、22日から近隣住民を対象にしたソフトオープンを実施、買い物客が集中するのを防いだ。同社にとって苫小牧市内6店舗目の「マックスバリュ」で地域でのドミナント(集中)が完成、シェアは一段と高まる。(写真は、24日にグランドオープンした「マックスバリュ日新店」)
(写真は、近郊野菜の品揃えを強めた農産売り場)
「マックスバリュ日新店」は、いすゞ自動車の所有地を賃借して自前で建物を建設した物件。店舗面積は約625坪(2063㎡)、従業員数150人の標準的な店舗となっている。地域密着のMD(販売政策)を導入、農産売り場では安平町・北海道興農社の高糖度トマト、厚真町・高橋農園の原木栽培生しいたけ、苫小牧市・あおぞらファームのミニトマトなど近郊の新鮮野菜を品揃え。水産売り場では、ホッキなど前浜で水揚げされた魚介類を品揃え、イオン北海道が展開する食品スーパーでは初の「魚屋の寿司」コーナーも設置した。
(写真は、「魚屋の寿司」コーナー)
(写真は、畜産売り場の「樽前湧水豚」コーナー)
畜産売り場には、ハツ・レバー、センマイなど牛内臓肉、直腸・ハラミなど豚内臓肉について北海道産を種類豊富に品揃え、地元樽前山の湧水を飲ませたブランド豚「樽前湧水豚」を「イオン苫小牧店」に次いで提供、「豚の味が濃くとんかつの肉として使うのに向いている」(売り場担当者)という。
(写真は、鉄板焼の惣菜商品のコーナー)
惣菜売り場では、鉄板焼きの商品を増やしたほか、地元マルトマ食堂監修の「ホッキカレー」もラインナップ。インストアベーカリー売り場には「ホッキカレーピザ」も品揃えした。その他、加工食品・日配品売り場には青汁と飲む酢をコーナー化して健康志向に応えている。イートインなど「くつろぎひろば」は、座席数を少なくして社会的距離に配慮している。レジは通常タイプ4台、支払いセルフレジ4台(精算機は8台)。
竹内督店長は、「店舗周辺はファミリー層を含めて幅広い年代の方々が住んでいるので、冷蔵庫代わりに毎日使っていただきたい」と話している。
(※写真は、いずれもイオン北海道の許可を受けて撮影しています)