北海道で「ローソン」の積極出店が続いている。札幌市西区西町南7丁目に続いて、8月上旬のオープンを目指して同市中央区宮の森3条1丁目にも新店舗を建設中だ。道内では「ローソン」が他のコンビニより頭ひとつリードした出店を継続している。(写真は、札幌市中央区宮の森3条1丁目で始まった「ローソン」店舗の建設)
出店するのは、宮の森3条1丁目88番の北5条手稲通沿い。以前はスミタス(旧副都心住宅販売)の建物が建っていた場所。約270坪の土地所有者は、スミタスからアドレス(福島県いわき市)、ビッグバーン(札幌市中央区)を経て2020年2月にアルファコート(同)に移っている。
店舗の建築主は、アルファコートで設計は、同社の関連会社、プロ1(同)、施工は太平ホーム北海道(札幌市西区)。工事期間は2020年6月1日から7月末。敷地内には携帯ショップも建設予定だが、現時点ではブランド名は非公表。オープンは11月上旬を予定している。
コンビニ各社は、道内のコンビニ店舗が飽和状態にあるとして新店出店を抑制、既存店のリニューアルを強化している。その中で、「ローソン」は強気の新規出店を継続。今年に入って市内2店舗を含む道内8店舗を新規出店しており、さらに今回の宮の森3条1丁目の店舗を含め2店舗を建設中だ。市内のコンビニ勢力は「セイコーマート」、「セブンーイレブン」、「ローソン」、「フアミリーマート」の順。三番手の勢いが際立っている。