パチンコホール経営のベガスベガス(本社・東京都中央区)は、北海道内のパチンコホール「ベガスベガス」15店舗を25日(土)から当面の間、臨時休業する。新型コロナウイルスの影響でパチンコホール経営の全国・道内大手各社が道内の店舗を21日や22日から臨時休業する中で同社は営業を続行、「ベガスベガス」にパチンコ客が集中する状態になっていた。(写真は、25日から休業に入る告知を行った「ベガスベガス狸小路店」)
ベガスベガスは、北海道15店舗、東北15店舗のほか栃木県1店舗、東京都2店舗を展開、その他事業と合わせ2019年3月期で1512億円を売り上げている。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないため、政府は4月6日に緊急事態宣言を7都府県に行った。全国チェーンのパチンコホール経営各社は8日から対象地域パチンコホールを臨時休業、ベガスベガスも東京都の2店舗を同日から休業した。
緊急事態宣言が16日から全国に広がったことを受け、同社は栃木県の1店舗を23日から休業した。緊急事態宣言の特定警戒都道府県に入った北海道では、全国チェーンが21日、道内大手チェーンが22日から休業に入る中で同社は営業を続けていたが、23日になって道内店舗の店頭とホームページ上で25日より休業に入る告知を行った。山形県や宮城県の計15店舗は営業を続ける。道内では地場の中小ホール各社も25日から休業に入るところが多いが、一部ホールは休業の意向を示していない。