北海道経済産業局は、2019年12月の「北海道百貨店・スーパー販売動向」、「北海道コンビニエンスストア販売動向」、「北海道専門量販店販売動向」をまとめた。(ドラッグストアの販売好調が目立った12月だった。写真は、2019年12月20日にオープンした「サンドラッグ平岡3条店」)
道内の百貨店・スーパー販売額は1006億8600万円で、前年同月比は全店ベース3・5%減、既存店ベース3・4%減だった。百貨店の販売額は227億4600万円で、前年同月比は全店ベース3・8%減、既存店ベース1・4%減。部門別にみると、衣料品は66億6000万円(全店ベース6・2%減、既存店ベース3・8%減)、身の回り品は23憶5600万円(全店ベース7・1%減、既存店ベース5・2%減)、飲食料品は85憶5900万円(全店ベース2・2%減、既存店ベース0・3%増)となった。
スーパーの販売額は779億4100万円で、前年同月比は全店ベース3・5%減、既存店ベース4・0%減だった。部門別に見ると、衣料品は36憶8200万円(全店ベース11・6%減、既存店ベース7・8%減)、身の回り品は9億2400万円(全店ベース13・9%減、既存店ベース11・2%減)、飲食料品612億2900万円(全店ベース2・4%減、既存店ベース2・7%減)となった。詳細は、こちら>>
12月の道内コンビニエンスストア販売額及びサービス売上高は512億3400万円で、前年同月比は1・0%の微増だった。総店舗数は前年同月比0・4%減の3007店舗。総店舗数の減少は11月、12月と2ヵ月連続で出店数の減少、閉店数の増加がトレンドになってきたことの表れと言えそう。
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12月の道内専門量販店のうち家電大型専門店販売額は147億7200万円で、前年同月比は全店ベース9・4%減だった。9月の増税前駆け込み需要の反動で10月以降は3ヵ月連続で前年割れになった。ドラッグストア販売額は235億9000万円で同4・3%増。11月は増税前駆け込み需要の反動で0・4%の微減となったが12月は盛り返した。
ホームセンターの販売額は128億4500万円で同7・0%減。この業界も駆け込み需要の反動が3ヵ月連続で続いている。
総店舗数は、家電大型専門店が前年同月比1・1%増の92店舗、ドラッグストアは同1・3%増の701店舗、ホームセンターが同1・4%増の212店舗。詳細は、こちら>>