インバウンド向け「東京靴流通センター狸小路2丁目店」2月11日で閉店

流通

 紳士靴、婦人靴、スニーカー等のチェーン店「東京靴流通センター」を展開するチヨダ(本社・東京都杉並区)は、札幌・狸小路商店街にある「東京靴流通センター狸小路2丁目店」(中央区南2条西2丁目)を2月11日(火)で閉店する。靴のチェーン店では、改装や商品入れ替えの一時閉店セールを実施する例が多いが、同店は完全閉店となる。(写真は、2月11日で閉店する「東京靴流通センター狸小路2丁目店」)

 チヨダは、靴専門店の「東京靴流通センター」や「SHOE・PLAZA」のほか連結子会社として衣料品店舗の「マックハウス」を持つ東京証券取引所1部上場企業。チヨダの北海道進出は1977年。現在は道内に「東京靴流通センター」30店舗、「SHOE・PLAZA」22店舗、「マックハウス」や「アウトレット」など22店舗を出店している。

「東京靴流通センター狸小路2丁目店」は、インバウンドを意識した店舗として2015年11月27日にオープン。生活に欠かせないアイテムをEDLP(エブリデイ・ロー・プライス)で提供する靴の専門店だった。

 同店と隣接している低価格食品スーパー「業務スーパーすすきの狸小路店」はインバウンドの利用が多かったが、「東京靴流通センター」の店舗はオープンから5年3ヵ月で閉店することになった。同店の閉店はインバウンド変調を予期したものなのかどうか。

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