サツドラホールディングス(HD、本社・札幌市北区)のグループ会社、サッポロドラッグストアー(同・同)は、BOSAI POINT PROJECT(事務局・東京都港区)と連携し、北海道の「サツドラ」172店舗で「ローリングストック」キャンペーンを2月2日(日)から4月2日(木)まで実施する。(写真は、札幌市北区の「サツドラ屯田店」)
「BOSAI POINT」は、サッカー選手本田圭佑がオーナーのHONDA ESTILO(本社・吹田市)とサツドラHDのグループ会社、リージョナルマーケティング(本社・札幌市北区)、ワンテーブル(同・宮城県多賀城市)の共同運営チーム「BOSAI POINT PROJECT」(事務局・東京都港区)が運営するポイントドネーション(使わないポイントを募金に充てること)の新しい防災サービス。
寄付されたポイントは、「BOSAI POINT PROJECT」よって被災地支援のため金銭に換算して非常食や充電機器などの支援品購入に充て、備蓄や災害時に全国各地の避難所に届けられる。昨年9月からリージョナルマーケティングの北海道共通ポイントカード「EZOCA(エゾカ)」のポイントを「BOSAI POINT」に寄付できる仕組みを始めている。
今回、「サツドラ」店舗で実施する期間限定キャンペーン「ローリングストック」で「BOSAI POINT」に寄付できるようにするもの。「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき常に一定量の食料品や日用品を備蓄しておく方法。購入した商品を日常的に使うとともに災害時の備えとしても役立つようにするもの。
キャンペーン期間中にマウスウォッシュや衣料用消臭剤、ボディシートなど対象商品を購入すると、EZOCAポイント10倍、BOSAI POINT3倍が付与されてBOSAI POINTのみが寄付される仕組み(登録が必要)。
サッポロドラッグストアーの富山浩樹社長は、「キャンペーンを通じて道民の防災意識を高めるとともに、ローリングストックの考えを広く知っていただきたい。サツドラ店舗を活用してBOSAI POINTの取り組みを道内で広めていきたい」とコメントしている。
なお、ローリングストックを広く知ってもらうことを目的に、BOSAI POINT PROJECT主催で2月21日(金)午後5時から勇払郡厚真町で「ローリングストックFES@厚真」を開催する。このイベントでは、サッポロドラッグストアーが運営する「北海道くらし百貨店」で取り扱っている北海道食材使用のレトルトカレーを提供する。場所は同町京町一番地のコミュニティスペース「イチカラ」。厚真町の宮坂尚一朗町長や富山社長らが出席する。参加費無料で一般の事前申し込みは不要。「災害時の備え」について共に考える懇親会も開催する。
※2020年2月1日13時25分記事一部訂正しました。