パチンコ・パチスロ「ひまわり」を北海道と東北で38店舗運営している合田観光商事(本社・札幌市中央区)は、12月30日(月)で「R36ひまわり」を閉店する。同社は昨年12月29日に同店をオープンさせたが、1年で営業を終了する。(写真は、国道36号線沿いにある「R36ひまわり」)
「R36ひまわり」は、札幌市豊平区月寒中央通2丁目1番1号の国道36号線札幌方面の車線沿いに立地。同建物を利用したパチンコ店としては4店舗目だった。最初は、1995年に帯広のパチンコホール経営、オーテミが「テミス札幌」としてオープンさせた。オーテミは経営破綻した後、店舗は同業の正栄プロジェクト(本社・札幌市中央区)が取得して「イーグルパーク月寒店」に名前を変えて運営。2016年4月には、同業の合田観光商事(同・同)が「イーグルパーク月寒店」を取得、名称を変えずに運営を続けていた。
その「イーグルパーク月寒店」は、18年10月21日に閉店。2ヵ月後の12月29日に同社は「R36ひまわり」としてオープンさせた経緯がある。
「R36ひまわり」は、「深呼吸が出来るひまわり」をコンセプトに、ホール内を全面禁煙にし、店内はゆっくりと寛げる森林をイメージしたデザインを採用。パチンコ・パチスロフロアには玉・メダルを各遊技台で計算できる「各台計数システム」を導入、パーソナルボードを設置して快適に遊べるようにしていた。パチンコ220台、スロット176台。
店頭の閉店告知には《全面禁煙、女性主体の店舗運営コンセプト店として1年間の役目を終え……》とあるが、同社のホームページ上の閉店告知にはこの文面は入っていない。同社はリアルエコノミーの問い合わせに、「経営判断によるもの。後利用については未定」と答えている。