DCMホーマックが鳥取大通に新店舗、旧十條サービスセンター跡地に20年ぶり復活

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 DCMホーマック(本社・札幌市白石区)は、釧路市鳥取大通2丁目に新店舗を出店する。福原(同・帯広市)が展開していた旧「ビッグハウス鳥取大通店」が隣接地に「スーパーアークス鳥取大通店」を移転新築したことに伴い、解体された旧ビッグハウス店舗跡地などを利用して新設、出店する。オープン時期は2020年10月ころになりそう。(写真は、今年4月27日にオープンした「スーパーアークス鳥取大通店」=東洋印刷提供写真)

 出店場所は、旧十條サービスセンター跡地の一角。同センターは1999年に道東ラルズ(本社・北見市)が事業承継、「ビッグハウス釧路店」として運営。その後、アークス(同・札幌市中央区)誕生に伴う事業再編で子会社の福原が運営してきた。
 施設老朽化に伴い建て替えが浮上、隣接地に「スーパーアークス鳥取大通店」を建設して今年4月27日にオープンさせた。新店オープンによって旧店舗は解体、その跡地を利用してDCMホーマックの店舗が建設される。

 建物は平屋建てで店舗面積は約1760坪(約5800㎡)。建築基準法の確認申請と大規模小売店舗立地法の新設届出は20年2月下旬を予定、同年4月着工、10月に竣工させる。「スーパーアークス」店舗と合わせた店舗面積の合計は約3309坪(約1万920㎡)になる。

 DCMホーマックの発祥の地は釧路市。前身の石黒商店時代の1970年12月、十條サービスセンターがハウジング館をオープンした際に家庭金物コーナーに出店。1999年ころにハウジンク館が閉鎖されるまで営業を続けてきた。今回の新店舗はほぼ20年ぶりの店舗復活になる。DCMホーマックは現在、釧路市内で「中園店」、「千代の浦店」、「星が浦店」の3店舗を展開している。

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