セコマが利尻富士町、利尻町とまちづくり協定 「利尻店」もリニューアル

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は、利尻郡利尻富士町、同郡利尻町と「まちづくり連携に関する協定」を締結、合わせて「セイコーマート利尻店」をリニューアルオープンさせた。(写真は、セコマ、利尻富士町、利尻町の「まちづくり連携協定」=セコマ提供)

「まちづくり連携協定」締結式は、利尻富士町、利尻町と合同により利尻富士町役場で11月21日に行われた。利尻富士町の田村祥三町長、利尻町の保野洋一町長、セコマの丸谷智保社長が出席して協定書にそれぞれ署名した。

 協定は、それぞれが有する機能を効果的に発揮して利尻富士町、利尻町のまちづくりに寄与することを目的とし、地域ブランドの向上と産業振興への協力、安全・安心なまちづくり、持続可能な社会を実現するために環境を配慮したまちづくり、次世代の子どもたちの成長を応援するまちづくり、地域との連携を深めた活気あふれるまちづくりなどを協働で進める。

 協定締結に合わせてリニューアルオープンした「セイコーマート利尻店」は、2000年6月26日に出店した店舗。老朽化してきたため、強い海風や雪を耐久性のあるガルバリウムサイディングの外壁を使用したほか、利尻の海と空とのつながりを感じることができるように眺めの良い大きな窓も設置した。

 また、北海道産のカラマツを柱や梁に使用して、木の暖かさを感じられるようにした。「まちづくり連携協定」に基づき、利尻島の特産品やキャラクターグッズを陳列しているコーナーを設けて観光客のニーズに応えるようにしているほか利尻富士町、利尻町の観光パンフレットも用意、観光客への広報活動にも協力する。セイコーマートは、利尻島に「利尻店」のほか「沓形(くつがた)店」、「鬼脇店」の3店舗を展開している。

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