ドラッグストアのマツモトキヨシ(本社・千葉県松戸市)は、年内か年明けをめどに「札幌南5条西3丁目店」を出店する。今年8月31日で閉店した「ローソン札幌南5条西三丁目店」跡への居抜き出店となる。(写真は、「マツモトキヨシ札幌南5条西3丁目店」の出店場所)
マツモトキヨシは、狸小路商店街で「札幌狸小路店」を展開しているが、2016年7月に同店の斜め向かいに「狸小路Part2店」をオープンさせ、2店舗体制でインバウンド需要を取り込んできた。さらに今年9月には、札幌・ススキノ交差点近くの「ケンタッキーフライドチキン札幌四番街店」跡に居抜き出店、「札幌すすきの店」をオープンさせている。
今回、出店する「札幌南5条西3丁目店」は、15年12月に開業した「ラウンドワン札幌すすきの店」の1階部分で駅前通に面した場所。
月寒通(国道36号線)の南側にあたるススキノ中心部には、これまで大手ドラッグストアのチェーン店舗が1店舗もない空白ゾーンで、地場の薬局が駅前通に並び地域色のある歓楽街の雰囲気が醸し出されていた。そこに「マツモトキヨシ」が出店、同店の黄色いコーポレートカラーがネオン街に加わることになる。