洋菓子製造販売のきのとや(本社・札幌市白石区)は、3店舗目の路面店「きのとやファーム店」(札幌市清田区清田1条4丁目4ー25)が27日にオープンするのを控え、25日に関係者や近隣住民を招いた内覧会を行った。街なかにある農風景をテーマにした店舗兼工場で、“お菓子づくりと農業を繋ぐ”拠点を目指す。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、「きのとやファーム店」)
(写真は、ショップの限定商品コーナー)
敷地内にはショップやカフェの本棟とプラント棟を設置。プラント棟ではきのとや直営の酪農牧場(沙流郡日高町字豊郷)、養鶏農場(新冠郡新冠町字大狩部)から届く生乳や卵を加工してお菓子の原料に使用する。
ショップでは、ケーキや焼き菓子のほか、直営農場の加工原料を使用した「きのとやファーム店」限定のお菓子類を販売。中庭を望むカフェではたまごかけご飯やオムライス、焼きたてスフレなどのメニューも用意している。敷地内には、もみの木を植えており、クリスマスイルミネーションで彩り歳末気分を盛り立てる。
敷地面積は約709坪(2343・94㎡)、ショップ面積は約36坪(119・03㎡)、カフェは席数36席、テラス席8席で面積は約18坪(61・52㎡)、駐車場の収容台数は31台。
(写真は、直営養鶏農場で生産される有精卵の販売コーナー)
同店では、お菓子のほか養鶏農場の平飼い有精卵を8個入り(税抜き320円)から販売するほか、12月中旬以降には酪農牧場の生乳を低温殺菌した放牧牛乳、ヨーグルトの販売も始める。きのとやでは、同店を軌道に乗せることによってお菓子作りのSPA(製造小売業)を目指し、北海道農業のサスティナビリティ(持続可能性)を追求していく。
(写真は、中庭が望めるカフェ)