セブンーイレブン・ジャパン(本社・東京都千代田区)の時短営業の対象店舗だった札幌市中央区北4条西20丁目の「セブンーイレブン札幌龍谷高校前店」が、10月15日で閉店していたことがわかった。(写真は、閉店した「セブンーイレブン札幌龍谷高校前店」)
セブンーイレブン店舗は、24時間営業が原則だが、今年2月に大阪府東大阪市のフランチャイズ店オーナーが人手不足のため非24時間化を強行、セブンーイレブン本部と対立したことを契機に3月21日から営業時間短縮の実証実験を開始。全国の直営10店舗でスタートしたが、その後4月からはFC店舗約230店舗にも時短実験店を拡大している。
こうした実証実験のデータをもとに11月からは深夜休業を8店舗で開始した。また、時短を希望するFC加盟店向けに「深夜休業ガイドライン」を作成、実施する際の参考にしてもらうようにした。
「札幌龍谷高校前店」は、3月22日の午前0時から同6時まで深夜休業を実施していたが、通常営業再開を待たず10月15日午後3時で閉店した。なお、札幌市内の時短営業実証実験店舗には「セブンーイレブン札幌発寒12条店」(西区)などがある。