木古内の新ブランド牛「しんきん牛」の「焼肉&ワインみなほっ」、札幌ススキノに10月1日誕生

経済総合

 南北海道の生産者や企業などで組織している「南北海道地産物流協同組合」(茅部郡森町)は、10月1日に札幌ススキノに「焼肉&ワインみなほっ」をオープンさせる。同組合は南北海道の農産物や水産物などを札幌市内のアンテナショップやネットで販売しているが、このほど初の飲食店運営に進出する。(写真は、南北海道地産物流協同組合のアンテナショップ「みなほっの杜」)

「南北海道地産物流協同組合」は、渡島信用金庫(本店・茅部郡森町)の支援で同金庫が札幌支店を開設した2010年に設立された。函館市や森町、二海郡八雲町、上磯郡木古内町、北斗市などの生産者や企業など31組合員で組織されており、渡島信金の支援の下、連携協力して特産品販売を行っている。
 渡島信金札幌支店がある敷島ビル1階(中央区北2西3)には同組合のアンテナショップ「みなほっの杜」を出店、17年には北海道新幹線新函館北斗開業を機に新函館北斗駅観光交流センター別館ほっくる内に「みなほっの杜北斗店」を出店、農水産物や加工品販売を行い、札幌のアンテナショップでは毎月2回は特産市も開催している。

 今回、渡島信金の支援で生産されている木古内町のブランド牛「しんきん牛」と山海の食材、シニアソムリエが提供するワインが楽しめる「焼肉&ワインみなほっ」を中央区南7西3のLC2番館2階に出店することにした。

「しんきん牛」は、黒毛和牛とホルスタイン種を交配させた牛で、しつこくない脂の旨味と赤身の柔らかさが特徴。「しんきん牛」の焼肉が食べられるのはこの店舗だけ。1人でゆっくりと焼肉を楽しめるほか個室は2人から18人まで対応できる。貸し切りは30人から最大42人までとなっている。

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