パチンコホール経営の有限会社国際商事(札幌市白石区)は、「パーラーアイドル」2店舗を閉店した。これによって同社はパチンコホール事業を停止した。(写真は、8月25日で閉店した「パーラーアイドル元町店」=上と6月30日で閉店した「パーラーアイドル北郷店」)
同社は、1966年設立。当初は「パチンコニュー国際」などの名前でパチンコホールを経営していたが、直近では「パーラーアイドル北郷店」(札幌市白石区北郷3条4丁目6ー3)、「パーラーアイドル元町店」(同市東区北22条東15丁目4ー26)の2店舗を展開。郊外店や大型店が中心のパチンコホールの中で、2店舗は小型の地域密着型店舗として運営されてきた。
しかし、「北郷店」は今年6月30日、「元町店」は8月25日で閉店した。2店舗の店頭には『閉店のお知らせ』が貼られており、《急なお知らせとなりました事をお詫び申し上げると共に、オープンより多くのお客様にご愛顧いただき皆様の温かいご支援の中、営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます。》と書かれている。
2店舗の土地建物には、2003年5月に国際商事を債務者とする札幌信用金庫(現北海道信用金庫)の根抵当権4億5000万円が設定されている。ただ、直近の権利関係に変化はない。