ニトリ(札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)の主催による第10回『ニトリレディスゴルフトーナメント』が8月29日から小樽市の小樽カントリー倶楽部で開催されるのを前に、27日午後6時半から小樽芸術村の旧三井銀行小樽支店で恒例の前夜祭が行われた。28日に開催されるプロアマ大会に出場する東京や札幌の経済人と女子プロなど約200人が参加した。(写真は、旧三井銀行小樽支店に設置されたフランスのステンドグラス点灯式)
(写真は、前夜祭で挨拶する似鳥昭雄氏)
前夜祭のオープニングとして行われたのが、旧三井銀行小樽支店に新たに設置されたステンドグラスの点灯式。このステンドグラスは、フランスのアドルフ・ナポレオン・ディドロン工房が1865年ころに制作した『キリストの生涯』と『聖母マリアの生涯』。19年5月21日に放送された『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)の『私のお宝売ります』コーナーでニトリが取得したもの。
ニトリが運営する小樽芸術村には、イギリスのステンドグラスを集めたステンドグラス美術館、アメリカのルイス・C・ティファニーのステンドグラスを集めた似鳥美術館、それにフランスのステンドグラスを集めた旧三井銀行小樽支店の3つが揃うことになった。似鳥昭雄会長は、「3つの国のステンドグラスが揃っているのは世界でも小樽芸術村だけ。今後も飽きられないようにどんどん作品を新しく入れていきたい」と挨拶した。
前夜祭には、似鳥氏が後援会長を務める鈴木直道北海道知事も来賓として出席。鈴木知事は、東京から参加している経済人などに向けて「芸術村ができて小樽観光は一層輝きを増している。北海道の素晴らしい魅力に触れてほしい」と挨拶した。
また、初参加の京都大学特別教授で昨年ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑氏も登壇、「私は77歳でハンディ13。昨年10月のノーベル賞受賞会見で記者から何がしたいと聞かれたので、エイジシュートがしたいと言った。それ以降、政財界からゴルフのお誘いが増え、今回もお誘いを受け大変うれしい」と話した。さらに「今回のプロアマ大会で誰とプレーしたいかと問われて渋野日向子プロと言った。これは6月の時点のことで、彼女はまだ1勝しかしていなかった。私は彼女のパットが素晴らしいと思い一緒に回りたいと答えた」と挨拶。28日のプロアマ大会はその希望が叶い、本庶氏は渋野氏と一緒にプロゴルファーの中島常幸氏、似鳥氏の組で回ることになっている。