焼きたてパンの「どんぐり」(本社・札幌市白石区)は、札幌市北区北39条西4丁目の「イオン札幌麻生店」の地下1階に入っている「麻生店」を9月8日に閉店する。代わって11月に同市中央区南22条西7丁目の商業施設「アクロスプラザ南22条」に路面店を新規出店する。(写真は、建設が進んでいる「アクロスプラザ南22条」)
どんぐり「麻生店」は、ダイエー麻生店時代の2008年4月から営業、今年が11年目。閉店理由について野尻雅之社長は、「店舗面積が手狭になりゆっくりと買い物ができる環境がつくれなくなった。契約期間満了を機に退店することにした」と話している。
代わって11月に出店するのが現在建設中の「アクロスプラザ南22条」。この商業施設は、NTTセミナーセンタ跡を利用してエムジーリース(本社・東京都千代田区)が建設している複合商業施設。「北海市場」や「サツドラ」、「ダイソー」、「西松屋チェーン」のほか飲食店として「風月」などが進出、大小12棟の建物が並ぶ予定。その一つの建物内に「どんぐり」が出店する。
「どんぐり」は、札幌市内に8店舗、江別市内に1店舗の9店舗を展開。「本店」(札幌市白石区)とジョイフルエーケー大麻店の敷地内にある「大麻店」(江別市)が路面店で、他は商業施設内のインショップ店舗。「アクロスプラザ南22条」の店舗は「本店」、「大麻店」に次ぐ路面店になる。