民泊マンション1階に「まいばすけっと南6条西7丁目店」開店、インバウンド需要見込む

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 札幌市電が走る西7丁目通にイオン北海道(本社・札幌市白石区)の小型食品スーパー「まいばすけっと南6条西7丁目店」(南6西7)が17日、オープンした。「まいばすけっと」の37店舗目で新規出店は昨年4月20日に開店した「南郷13丁目店」(白石区)以来、ほぼ1年ぶり。(写真は、「まいばすけっと南6条西7丁目店」)

 店舗は、アルファコート(本社・札幌市中央区)が建設した10階建て賃貸マンション「アルファスクエア南6条」(延べ床面積約1169坪=3858㎡)の1階部分。店舗面積は47・4坪(156・6㎡)で、肉、野菜、鮮魚のほか加工食品やリカー、日用品などを揃えている。肉、鮮魚、デリカ商品の大半はアウトパックで一部はイオン北海道のインストアパックの商品。
 
「アルファスクエア南6条」は、総戸数の半分以上が6月以降、民泊用に使用される。インバウンド(海外観光客)の来店が見込まれるため、需要が高い菓子類の展開を強化しているほか、近隣のホテル客向けにリカーの品揃えも高めた。「まいばすけっと」は、既存のオフィスビルや賃貸マンションの1階に居抜きで出店するケースが多いが、新築物件に出店するのは2016年11月29日にオープンした新築マンション1階の「北6条東5丁目店」以来。

 イオン北海道は、「まいばすけっと」事業を柴田祐司社長在任中の12年3月から始め(1号店は「南5条西10丁目店」=3月16日開店)、故星野三郎社長の在任中も継続して出店してきた。昨年10月に現青栁英樹社長が就任、「南6条西7丁目店」は通算46店舗目で、これまで9店舗を閉店していることから営業店舗しては、37店舗目になる。

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